一人っ子はかわいそう?「子どもは一人」と決めた理由
- 2021/10/23
- 08:05
我が家は3人家族、夫と小学3年生の娘がいます。
私自身も夫も兄弟姉妹がいるので、
結婚した当初は何となく子どもは二人欲しいなと思っていました。
でも色々な家族の形がある中、「子どもは一人」の選択をしました。
一人っ子は昔に比べて増えていますが、
なぜ一人っ子と決めたのか、その理由とは。
一人っ子の理由

我が家が一人っ子を選んだ理由は、
不妊治療と切迫早産、産後うつを経験し
「子どもを授かり出産して育てること」は私が想像していた以上に大変だったので、
二人目を前向きには考えられなかったからです。
初め子どもは自然に任せていましたが、
なかなか授かれないまま5年、6年とただ年月だけが過ぎていきました。
不妊治療をしていた時期もあり、
当時は周りから「子どもはまだなの?」とよく言われて、
表面上は笑って取り繕っていたけれど、裏で何度も傷ついていました。
そんな経緯もあって結婚8年目に待望の妊娠が分かり、
安定期を過ぎて残りのマタニティライフをのんびり楽しもうとしていた妊娠7ヶ月の時。
切迫早産の診断を受けて、
里帰り出産予定の病院に急遽入院することになりました。
約3ヶ月間ベッドの上で安静にしなければならず、
辛くても一日でも長くお腹の中で育てて出産できるようにしたい、
その一心で過ごしていたんですね。
そのかいあって娘は無事に産まれてきてくれましたが、
今度は心身のバランスを崩し産後うつになりました。
ホルモンバランスの変化や慣れない赤ちゃんのお世話に加えて、
不妊治療や長い入院生活も影響していたと思います。
いつしか出産がゴールに思ってしまい、頑張り過ぎたのかもしれません。
だから、二人目は、どうしても考えられませんでした。
一人っ子はかわいそう?
ちょうど娘が3歳くらいの時に、周りから
「二人目は?もう一人産まないの?」とよく言われるようになりました。
(私の妊娠前から出産後の経緯を知っている人はそんなこと言いませんでしたが)
子どもがいない時はまだ?と言われ、一人いたら二人目は?と言われて、、
人って何かしら言いたいんですよね(苦笑)
夫とも話し合って「子どもは一人」と決めていたので、言われても気にしていなかったけれど
唯一、私がどうしても引っかかったのは
「一人じゃかわいそうだから兄弟作った方がいいよ」という言葉。
例えば一人でもとても幸せだけど、もしもう一人産まれたらもっと賑やかで楽しいだろうね!
という気持ちで二人目を考えるのはいいと思うんですか、
「ひとりっ子だとかわいそうだからもう一人産む」というのは、違うと思いました。
娘のために、ではなく
自分はどうしたいのか、もうひとり産んで子育てしたいかを考えた時に、
一人で十分幸せ、これ以上何も望むものはありませんでした。
それなのに授かれるかどうかも分からず無理した結果、
また切迫早産と、やっとの思いで立ち直った産後うつを経験をするかもしれないと思うと、
二人目が増える喜びよりも、不安の方が大きくて。
自己犠牲を払ってまで、兄弟を作ってあげようという気持ちにはなれなかったです。
おわりに

我が家が一人っ子にした理由についてご紹介しました。
今は自分自身が笑顔で健康に過ごせることが一番大事です。
私が機嫌よくいれば、それは家族の幸せにもつながると思います。
何気ない日常がどんなに大切なことか、
何ものにも代え難いことか本当によく分かるから
平凡ながらも3人での穏やかな生活がとても嬉しくて、、
あの時は産まれたばかりの小さな娘を抱っこすると、
命の重みと、
親として責任を持って育てていかなければならない大きなプレッシャーを感じて、
心のバランスを保つのに精一杯であまりお世話が出来なかった分、
今は必要以上にスキンシップしています。
娘からはちょっとウザがられているかも(^^;
一度は子どもを持つことを諦めた我が家、
生まれてきてくれてありがとう。
娘がいてくれることの奇跡と幸せをかみしめながら、今日も過ごしています。
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