手放したこと|子育てにおける「手作り=愛情」の思い込み
- 2021/10/15
- 08:05
モノを捨てる時は、家族のモノを勝手に捨てないようにしているので
娘に自分の持ち物やおもちゃを確認してもらい、いるモノ・いらないモノの見直します。
明らかなゴミは捨てますが、
私が「コレいらないだろう」と思うモノでも、ひとつひとつ本人に判断させるようにしています。
以前手放した、娘が幼稚園の時に使っていたバックたち。
入園する時に、悩みながら用意しました。
このバックを見ると当時の私の葛藤がよみがえります。
入園前に準備する袋

引越しの関係で、娘はプレで通っていた幼稚園、入園式・卒園式に出た幼稚園が全て違います。
全部で3つの園を経験していることになり、
入園したのは公立幼稚園でした。
入園前に必要な袋物を準備するかと思いますが、
その園では通園バックや上履き袋、体操着袋、
上履き入れやコップを入れる袋、お弁当袋、縄跳びの袋など
とにかく色々な袋を準備することになっていて、
しかも市販品にはないサイズを指定されたので、
これは困ったぞ、と。( ;∀;)
何だか「お母さんが子どものために手作りしましょうね」
と言っているようにも感じられ、
一応ミシンは持っていますが、裁縫が大の苦手な私は
すごいプレッシャーで重荷になったんですよね、、
「手作り=愛情」の思い込み
実家の母もミシンは苦手、夫のお母さんは遠くに住んでいるし、
どうしようかと考えていたある日、
いつものように市内にある支援センターに行ったところ、
そこで活動されている手芸サークルの話を聞く機会があったのです。
今までサークルの存在を知っていた程度だったので、
見学をさせて頂きました。
来年度の入園を控えた子どもを持つ人を対象に、
袋物をミシンを使って作れるように教えてもらえるようで、初心者でも全然OKのこと。
ちょうど若そうなお母さんが年配の方に教えてもらいながら、
袋小物を作っている真っ最中でした。
活動日を聞いて、とりあえずその日は帰宅することに。
数日間行こうかどうしようかと悩み、
確かに教えてもらえるのはありがたいのですが、
一つ二つならまだしも数がたくさんあるし、
何よりも苦手なことに時間をかけるのが、どうしても苦痛に感じました。
その一方で
「頑張って手作りをしないと
お母さんの愛情は感じられない。」
と、私は思い込み、矛盾した感情にとても葛藤しました。
まだ何も進まず考えているだけなのに、
何も悪くない娘に、イライラして当たってしまうこともありました。
本当、申し訳なかったです、、(;_;)
代行のお店に依頼
色々考えた結果。
手芸屋さんに行って、娘の好きな柄の生地を数種類選んでもらい、
このような幼稚園グッズの手作りを代行してやってもらえるお店にお願いしました。
少し割高でしたが、とても助かり肩の荷が下りたようにホッと一安心。
また、市販品と数センチしか変わらないものは、
明らかに小さかったり大きくなければ大丈夫だろう、と割り切り買うことにしました。
お陰でゆとりを持って、他の準備や遊びに充てることができました。
入園以降は、これからどんどん手が離れていく一方なので、
その前に娘との時間が、穏やかな気持ちで過ごせて良かったなと思っています。

おわりに
「苦手なことを頑張って克服する」
出来なかったことが、努力して出来るようになるのは素晴らしいと思います。
でも、それだけが全てではない。
自分のメンタルを崩してまで、
相手にも悪影響を及ぼしてまで頑張るのはちょっと違う気がします。
できないと認めた上で得意な人に任せたり、
もしお金で解決可能ならそうしてみたり、
空いた時間を有効的に使う方が双方にとって幸せだと思います。
今まで「手作り=愛情」という概念にとらわれていましたが、
目を見て話をよく聞いてあげたり、ギュッと抱きしめたり、
しっかり子どもと向き合うのも愛情表現のひとつ。
いつも笑顔でいることが大事なので、
私だけで抱え込まずにもっと人に頼りながら、
これからも頑張り過ぎない子育てをしていきたいと思います。
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