初めての鼻から胃カメラ体験記
- 2022/09/11
- 08:05
早くも9月半ばになりましたね。
先月は身体のあちこちが不調で病院ばかり行っていたような気がします。
片頭痛の薬をもらいに毎月1回行っている脳外科に加えて鼻と耳の調子が悪くて耳鼻科へ、
顔にニキビのような吹き出物が急にたくさん出来て皮膚科へ(脂漏性皮膚炎)、
ピルを飲んでいるせいか不正出血が続いて婦人科へ、胃がおかしくて消化器内科へ。
調子が悪い時って重なりますよね(>_<)
後は年に1回行っている乳がん検診と子宮がん検診も重なり余計に多く感じました。
こんな風に病院通いが続いていた先日、人生初めての胃カメラを受けてきました。
5,6年前にバリウムを使った検査はしたことがあるのですが、鼻から入れる胃カメラは初めて!
どのように検査が行われるのか体験談をまとめてみました。
胃カメラの検査を受けたきっかけ
8月のある日の夜、いつものように寝ようと布団に入っていたのですが、すぐには寝付けませんでした。
30分ほど経った時みぞおちの辺りが痛くなってきて、「あれっ?何か変だな」と。
急に気持ち悪くなってきて嘔吐してしまい、
それから少し落ち着いたかと思いきや、また嘔吐が続きました。
以前ドラッグストアで買った胃薬があったので飲んだら、胃の痛みはすぅーっと引いていき朝まで眠ることができました。
後日吐くまでいかなくても、何となく胃の調子が悪いなと感じたので病院に行った方が良いかなと考えていたところ
夫が会社の健康診断でバリウムの胃の検査を受けた話を聞きました。
私も以前検査をしてからだいぶ経っているし、これを機にしっかり診てもらおうと思い胃カメラを希望しました。
検査の流れ
検査前日はなるべく消化の良い食事を食べて、夜9時以降は水分を取るのみと指示があったので
昼はうどんを、夜はそぼろ・ほうれん草・卵の三食丼を食べました。
検査当日は朝ご飯は食べず水だけです。

ウエストゴムでゆったりめの、身体を締め付けないラクな服装で行きました。
病院に到着し受付を済ませた後、体温・血圧・脈を測り、書いてきた問診票とお薬手帳を見ながら看護師さんが最後のチェックを行いました。
この時まではあまり緊張感は無かったのですが、胃カメラの検査室に入ってからはドキドキ、、
昔、インフルエンザの検査で細長い綿棒を鼻に入れられたことがあり、あまり気持ちのいいものでは無かったです。
今回それより更に奥に入れてカメラで胃の中を見るなんて、よくよく考えたら頭がクラクラして鼻がうぅっ・・・となってきました( ;∀;)
検査着を着て胃の中をきれいにするお薬をコップ1杯飲んだ後、ベットに横になり
薬が行き渡るように右回りと左回りに体を一回転させます。
その後鼻の中にスプレーをしたり処置がありました。
薬が塗られた棒状のものを鼻に入れて、鼻からの胃カメラが出来るかどうかの確認があり
鼻の通りが狭いと口からの検査になるようですが、スムーズに通ったので良かったです。
次に先ほど入れたのよりも太く、検査で入れるスコープと同じ太さの棒状のものを入れました。
この状態でしばし待ちます。
鎮静剤は使わずに、しびれ薬を使うので意識ははっきりあり
私の目の前に置かれているモニターを見ながら先生との会話可能とのことでした。
そんな余裕あるかな、と思っていると先生が来られていよいよ検査の始まりです。
胃カメラの様子
目をつぶると力が入ってしまうので目は開けていること、リラックスすることを意識して鼻からゆっくりカメラが入っていきました。
先生がここが鼻の奥、ここが食道と説明しながらカメラが更に奥へと進みます。
レントゲンとは違いリアルタイムのカラー画像なので
自分の体の中ってこんな風なのか~と、ちょっと不思議な感じ。
モニターを見ていましたがずっとは直視できず、時々壁を見たり違うところに視線をそらしていました。
少し汚い話ですが、、
唾を飲み込むと検査がやりにくいそうなので、唾がたまってきたら口元に置いてあるティッシュペーパーにそのまま出してくださいとのことで。
そのようにしましたが、何度かゴクンとしてしまいました。
体の中でスコープが動いている変な感覚はあったものの、苦しいことはあまりなかったです。
検査が終わる10分ちょっとの間、看護師さんにずっと背中をさすっていただいたことが、とてもありがたいなと思いました。
なので私の恐怖心も和らぎ無事に終了しました。
40歳を過ぎてから、だんだんと健康を意識するようになりました。20代の頃は夜更かしをしても大丈夫だったし疲れても一晩寝れば...
検査の結果
胃カメラで撮った画像と模型を見ながら胃の状態について、先生から結果報告がありました。
食道と胃の入り口のところが通常と比べて開いており、これは胃酸が食道に逆流することで食道がただれてしまい
胃の上皮が食道に上がってきて粘膜が置き換わっている、とのことです。
食事の後すぐ寝転がると胃酸が逆流するので、姿勢を正すようにと言われて。
確かに先生の言う通り食べた後によくゴロンとするクセがありました。汗
また、赤い引っかき傷のような赤い線があり、少し白くなっていることから
軽い胃炎やびらんが確認されました。
薬をもらいましたが、やはり普段の生活習慣が大事とのこと。

画像をプリントアウトしたものを封筒に入れて持ち帰ることが出来たので、
自分への戒めとして時々見ながら食生活を見直していきます。
おわりに
初めて鼻から胃カメラを経験した話でした。
始まる前はドキドキしましたが苦痛が少なく終えられ、こんな感じなのかと思えました。
口から入れる検査だと吐き気や気持ち悪さがあったと思うので、鼻から出来て良かったです。
鎮静剤などの麻酔を使わないので、終わったらすぐ帰ることができました。
所要時間は待ち時間や薬局に行くのも含めて、1時間半から2時間弱くらい。
金額は検査費用・薬代込み、私の場合は胃の調子が悪かったので保険が効いて約6,000円でした。
検査が終わって30分以降に飲食可能、お昼は何を食べても良いとのことで、この日はラーメンを食べました。
今回の結果はバリウム検査だけでは分からなかったようです。
検診を含めて専業主婦の私は自分から動かないと色々な検査を受けられないけれど、
今回の不調をきっかけに胃カメラでしっかり診てもらえたので受診して本当に良かったなと思いました。
胃カメラってどんなのだろう?という方の少しでも参考になれば嬉しいです。
自分のことは後回しに、、なんてせずにこれからは身体と向き合い
健康的なシンプルライフを送っていきたいです。
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